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伝統の技

衝動のままにガーッと書くと、よく見返しては直したくなって困る。


先日、日本橋の伝統工芸展示会に行ってきました。
漆器、木工、石工……和文化が目白押し、好きな人にはたまりません。作品から滲み出る職人芸に、これは感動せずにはおれまい…実演なんか、これは一日中立ちっぱなしでもいいから観ていたいよ!
創作者の端くれとしては、身が引き締まる思いです。

即売会も兼ねていたんですが、いかんせん、技にたがわずとんでもないそのお値段…迷った末に、伊勢の型紙の版画を二種類お買い上げ。
よっぽど凝視してたのか職人さんに片っ端から声をかけられ、散々解説してもらったにも関わらずほとんど買えないというのは、い、いたたまれなかった…。

すいません、丁寧返信したいので、お返事はまた後日に。
knight of night 2

差し招いたわりに、守人は黙々と塔を登っていく。
窓から見える世界は、すでに結構な高さになっていた。
珍しく先に口を開いたのは、レディパール。
「私の目的が何故解ったのだ」
「―――……その背に、ぶ厚く降り積もっている。貴女の過ごしてきた幾星霜が」
「視えるのか」
守人は軽くうなずいた。
剣を所蔵する古き民のことはレディパールも耳にしていたが、その力を目の当たりにしたのは初めてだ。
「もっとも、どうせその核を見れば、あなたが誰かなんてことはすぐにわかっただろう」
黒い珠魅を見つけたら、四方三里に近付くな。
子供が詠うような節回しに、レディパールは眉をひそめた。
「君は、帝国にいたのだな」
「そう身構えなくてもいい。退役した今となっては、所詮異端狩りの被害者にすぎないからな」
「………」



「着いたぞ」
昇降装置を乗り継ぎ、最後の階段を登って着いた最上階はぴんと空気が張りつめ、玉石の間に通ずるものが感じられる。だがかすかに聞こえるこの呼吸………いや、これは………寝息?
「……他に誰かいるのか?」
「あのアホは………!」
無機質な態度から一変、肩を怒らせて走り出した青年は、壮麗な扉の前ではたと立ち止まった。
決して驚いた訳ではなく、その証拠に怒った肩が小刻みに震えている。
レイリスの要である運命の扉――――剣を抱えてその真ん前に寝っ転がり、彼の同族と思しき少女がぐうぐうと眠りこけていた。
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